VOX CHROME WAH PEDAL の使い方
ちょっと前からですが、デフォルトで使うエレキギターワウを CRY BABY から VOX に変えましたどうもぼくです。いちおう使ったことがない方に説明すると、
WAH(ワウ)PEDAL とは
ギター(又はベース等)から入力した音源信号の周波数をペダルの足踏み操作でシームレスに変化させ、主に中高音帯域をブーストしたりカットしたりして「ワウワウ」と人の喋り声のような効果を生む直感操作型エフェクターで、ほとんどの機種がペダルを踵側に倒すとこもり、爪先側に踏むと明るくなる仕様。冒頭記述の2大メーカー以外にも様々な製品があります。
が、
JIM DUNLOP CRY BABY 系
は平均比較的に変化の帯域幅広めで特に高音側のブースト量も多め。ファンクなカッティングプレイなど明確に「ちゃかぽこ」させたい時などにフィットしやすいですが、強く歪ませたドライブサウンド等ではエグめに効く傾向のため全体的に足のペダル操作に少々気を遣う汗。
一方、
VOX WAH 系
は CRY BABY と比較すると若干「変化帯域狭め」「変化量少なめ」な傾向で、歪み量も問わず様々な場面で扱いやすい印象。強烈でやんちゃなな個性やパンチはないけど、アンサンブルで悪目立ちせずナチュラルに馴染む玄人感つうか大人の余裕みたいな感じ笑。
で、
ジムダンクライベイビーの方が明確により良いって場面以外は、ヴォックスワウでスタンバっているわけです。
なぜかというともう概ね記述の通りですが、
- 幅広いギター音色にフィットする変化帯域
- 少々雑なペダル操作でも破綻し難い変化幅
の2点が主な理由。
クリーン~クランチ音色はもちろん、歪ませた時でも高音(ハイ)帯域が抜けすぎる事も少なく、強めのディストーションやファズなどのハイゲインでも馴染み良い範囲で収まってくれることが多い印象。また御幣を恐れず敢えて言えば「CRY BABY=南米・レゲエ・ファンキー」で「VOX=英国・ロック・パンキッシュ」な超個人的イメージもあります笑。もちろんこのペダルだけでギターサウンドメイクが出来上がるわけじゃないのであくまで一要素に過ぎませんが、強すぎる個性はちょっと整える手間や一工夫も必要だし、使い処選ぶつうかね、ハマればより強いけどっていう。マルチのモデリングで恐縮ですが、
ヴォックスワウの音色参考動画
こんなんどうでしょう。
動画ではちょこちょこフレーズを弾いて確認しながら効き具合やオフ時入力原音との音量バランスを整えてる感じです。マーシャルJCM900で微クランチ鳴らしているのでワウ音色の感じや変化のしかたが分かりやすいかと。ま、他にもたくさん種類やバリエーションもあるので2択じゃないですが、いくつも試してたところで最終的にバグってよく判らなくなって
ワウワウでアワアワ
しちゃいそうなのでね照。
なにげに VOX 製品多め@NAC♯Guitar
