ナックギターブログ

HAIKEI.

はじめましての方もそうでもない方々もどうもこんにちは。

NAC(ナック)というギター弾く人

でございます。より親しみと愛を込め「なっくん」と呼んでいただいても結構ですよ照。以前は別の呼称等で活動しておりましたが、諸事情やきっかけなども重なり、2020年より心機一転リネームし一からの再出発となりました。が、このブログも新たに始めた矢先、世界規模の感染症が猛威を振るい日本社会を含め世界中を一変させ、様々な計画も一旦水泡と帰しました。悪影響はもちろん音楽業界だけではありませんが、ライブハウスなどを含むショービジネスの世界も否応なく変化を強いられ今後の在り様を模索しています。しかし、個人的には、

オーディエンス参加型のライブでミュージックショーを楽しむカタチは未来永劫決して無くならないものと再認識しておりますし、音楽の真髄は人の手で演奏される合奏を生で直接聞いていただいてこそ100%発揮されるものと確信しております。

いつどのような形態になるかまだ分かりませんが、そんな魂に響くようなバンドライブミュージックをまだ見ぬ皆様にもお届けし感じていただけるよう精進してゆく所存でございます。ちなみに、NAC♯(SHARP)とシャープがついたりつかなかったり場合によっちゃフラット♭したりするかもしれませんが何卒ご容赦を笑。


nacギター

ブログ執筆活動のコンセプトに関しては、

ギタリストを増やしたい

に尽きます。昨今はパソコンでの打ち込みや自動演奏の制御などである程度完成された音楽が簡単に再現できるようになりました。が、それにつれ、実際に人間が楽器を演奏する場面も減り、コンピューターミュージック化してきました。音楽業界の商業ベースで考えれば、その方がコストがかからずインスタントに次々と生産消費できるので効率的と言えますが、「メロディー」「ハーモニー」「リズム」の三大要素で構成される音楽の本質は、それらを手法として使った感情表現にこそあるはずで、例えば、コード進行の山場で気持ちがこもる事による微妙なタメであったり、シンプルなリフレインで起こるちょっと突っ込んだ疾走感であったり、という「人間の感情的なゆらぎの表現」が肝心です。ところが、普通打ち込み等ではそこまでの緻密で微妙な揺らぎは設定しません。音符では書き表せない揺らぎの表現はくそ面倒ですから一定のリズムや強弱をコピペで繰り返します。わざわざ時間をかけてそんなに細かく打ち込むくらいならそもそも人に演奏させます。でも、人件費が無駄にかかるからやらない。

多くの一般大衆がその微妙な差を感じ難く評価されにくいから商業的にはコスパが悪いんです。

でも、ある程度音楽を聴き慣れた人はそこにこそ魅力を感じ惹き込まれます。良い意味での緊張感やスリル等とそれらからの解決や着地による安心感や心地良さといった感情が生々しく凝縮しているから。あるいは、観客が目前にいるライブなどでの聴衆との相乗効果でもボーカルの歌やバンドの演奏は大いに変わるでしょうが、カラオケ伴奏ではそうはいきません。演者の気持ちが乗ったところで抑揚を出したり、オーディエンスが湧いたところで少し派手に強弱をつけたりといった臨機応変で気持ちいいパフォーマンスに対応しようもありませんから。そういう音楽の本当の魅力をまだあまり知らない方々にももっとライブミュージックパフォーマンスを観て聴いて感じて楽しんで欲しいのです。そして、幸か不幸か、

ギターはニュアンスが魅力のアナログ弦楽器

故にまだ自動演奏制御が難しい楽器と言えます。叩けば響くドラム等の打楽器や押せば鳴るピアノ等の鍵盤楽器よりもずっとファジーで、左右両手で一つの音を感情たっぷりに奏でるのがギターの大きな特徴だからです。デモレベルやBGM的サウンドトラック、インスタントなアニソン系などの打ち込みでは基本的にギターの生々しさを再現するような緻密に凝った制御はしていませんし依然完全再現が難しい独特な音色でもあります。拘れば拘る程手間が増えるばかりなので一定の品質を超えるなら最初からプロのギタリストに弾いてもらった方が結果的に制作経費は下がりつつクオリティは上がる。奏法によっては同じ弦楽器のベースも同様でしょう。そんな

人の手のみが最大限の魅力を引き出せる素敵な楽器

に大勢の方々にもっと気軽に取り組んで格好良く弾いて欲しいのです。高性能なコンピューターが一般家庭に普及する前までは、バンドブームなどもあり、若い少年少女達がこぞってエレキギターを弾いてた時代もありました。そんな環境に戻る事などあり得ませんが、高品質な自動演奏化がまだまだ遠いギターくらいはもっと多くの人に自分で演奏し生バンドでセッションする楽しみを味わって欲しいと願うばかりです。

ブログの内容

自体は普通の個人日記的な場面もあろうと思いますが笑、なるべくギターやバンドに興味を持ち好きになっていただけるようなギター&機材関連の話題はもちろん、僭越ながら楽器初心者の方にも解りやすい基礎理論的なアドバイスや上達のコツなどギターライフを楽しく継続していただける助けになるようなギタリスト音楽論など、ギター好きな老若男女幅広い読者に有益な内容をブログでお届けできたらと思います。僕自身にとっても、日常で感じた事や新たな気づきなどもシェアしつつ、情報や知識を反芻してゆける良いシーンになればと考えています。更新のお知らせ発信が主体になると思われますが、ツイッター・インスタグラム等各種SNSもフォローしていただけますと励みになります。至らぬ点もございますが日々成長してまいりますのでくれぐれも

生温かく我が子を見守るお母さんのようなゆるふわジェントル目線

で何卒よろしくお願いいたします♪♯


KEIGU.


NAC#SHARP
NAC#GuitarMood





Administrative Notes.