エレキギターのクランチサウンドとはどの位か問題
さいきん暑かったり寒かったりすぎてエアコン設定いったりきたり迷子ってるどうもぼくです汗。
といえば、
エレキギターでのベースメイクとなる事が多いクランチ音色に関しても、いったいどこからどこまでがクランチサウンドと言えるかなどセッティング設定迷う場面もあると思います。
そもそも、
クランチとは
コードワークやオブリガートからカッティングプレイなど、幅広いギターフレーズにフィットするクランチ音色は一般的には「クリーンとドライブの中間」とか「アンプが自然に歪んだくらい」とか至極抽象的に表現されますが、ここに個人のお好みや音楽ジャンルのテイスト違いも鑑みると定義幅広く伝わり難いかもしれません。大別するなら
- クリーン
- クランチ
- オーバードライブ
- ディストーション
の順に歪み量が増えるわけですが、当然それぞれに明確な境界線があるわけでもなく、かつどの様な風味で歪ませてゆくかなどのニュアンス要素も多岐に渡ります。また「少しだけゲインを上げる」そのアプローチにしても、元々あまり歪まないブースター的なエフェクトペダルを使うのか、よく歪むエフェクターを薄ら控えめに効かせるのか、マーシャルなどのアンプの段階でゲインを上げ歪ませるのかなど様々な選択肢が考えられます。まさに
クランチ沼
ですね苦笑
オーバードライブとの違いは個人的には「ギター本体のボリュームを少し絞ってソフトタッチに弾いた時にクリーン音が出せる位までがクランチ」とイメージしています。
さらにその延長線上には
オーバードライブとディストーションの違い
などもあり、この辺りは「倍音量の過多」や「電気信号の粗さ具合」など一定の客観的判断基準はありますが、
- ピッキングニュアンスなどの微弱な弦振動信号がより残るのがオーバードライブ
- サステインも伸びシンセサイザー的電子音波形に近づくのがディストーション
みたいな直感的あるいは感覚的な判別で良いでしょう。中間的なユーティリティポジションにチューンされたどちらともつかぬいいとこどりペダルも少なくないので、設定次第でどちらにでも振れる場合もあります。結論的に言えば
お好みでご自由にどうぞ
に尽きます笑
そんなこんな話を戻し、ぼくも試行錯誤の紆余曲折ありながら最近の
クランチサウンドの音作り
はエフェクトモデル
- RC booster を強めに効かせる
- Sweet Honey OD を控えめに効かせる
の2パターンで適宜セレクトするケースが多いです。最終の出音は使用するアンプのゲインもブレンドし随時整音するのですが、それぞれ概ねの特徴としては
XOTIC RC booster
低&高音帯域が若干上がるハイファイで鮮明な音像。ゲインを上げると粒粗めでジャキジャキワイルド方向。クランチならGAIN量50~100%位の範囲。
Sweet Honey Over Drive
中音帯域が豊かでピッキングニュアンスも活きる。低ゲインだとこもったジャジー方向なので適宜EQで整音。クランチならGAIN量10~33%位の範囲。
て感じ。
微歪みを目指す場合どっちで攻めようが歪み量的には似たような塩梅に落ち着くのですが、ニュアンスやキャラクターは違うのでなんなら楽曲テイストに応じて使い分けたい処。あとは使用ギターやピックアップの種類とのマッチングもあるから……って考えたらマジ可能性無限大かよ汗。
こういうところからもギタリスト毎の味やセンスに違いが出るから音作り楽しいよな喜。YouTube channel に音色例など色々自己満記録ビデオありますのでよければぜひ。ほなまた。
動画もっと一般ウケを考えろと言われ凹み中@NAC♯Guitar