ミュージシャンのアテレコやアテブリに物思う件
SNS各処にも記載しているのでしつこいかもですが笑、LIVEな生演奏が大好きなどうもぼく NAC♯です。あまり熱心に投稿するタイプではないのですが、それでも時々皆様(特にギタリスト)の発信を眺めていると
アテレコギター演奏動画の多さに驚きます汗
アテレコとは
ざっくり言えばCDなどの既存の完成音源に合わせて楽器などを重ねて演奏・録音する事。練習でコピーした楽曲をSNSなどで披露する際、お手軽に(なんか弾けてそうな)綺麗な音源としてまとまるので、重宝されているのでしょう。
著作権や版権侵害みたいな話は使用楽曲やその時間、SNSツール毎によってもJASRAC包括契約の有無などで異なりますのでここでは別問題としてスルーしますが、個人的にはこの「既にある音源に同じパートを被せて弾く」こと自体にかなり抵抗があります。エンジョイウォーミングアップや暗譜するためだけの楽曲構成把握作業としてであればまだしも、特にギターでそれを録画・録音して人に聴かせるなど考えたくもないのです。
アテレコギター演奏による弊害
としてレコーディング音源と自分の発音が混ざる事による問題点を挙げると、
なんか上手く弾けてる気になる
に尽きます汗。実際やってみるとよく判ると思いますが、お手本である理想とする演奏と自分が発した音がブレンドされるので、自分の耳にはかなり補正された印象で聴こえます。それに対して、自分の手の感覚は「こう弾いたらこう鳴るんだ」と刷り込まれてゆくので、少なからず確実に感覚誤認が生じています。少なくとも音色もですが楽器の鳴り方やニュアンスなどの肝要細部の半分ほどは聞こえていないわけなので、漠然と弾けた気になってしまっているだけで演奏が正確に再現出来ているか分かったもんじゃありません汗。故、指運動の暗記に留まり演奏スキル向上を阻害しがちです。
し、
それを聴かされるリスナー側はなおさら、本当に弾いているかさえ怪しいほど。例えば元の音源とアテブリ音源を何度もよく聞き比べてやっと
うん、なんとなく、弾けてる…か?
くらいのもんで、そもそもどのくらい練習したのか分からない上、もはや出来てるかどうかも判断つかない只の指エクササイズ動画です苦笑。しかもこれは上手く弾けば弾くほどアテブリ感が生じます。
アテブリとは
「当て振り」と書き、字の如く振りを当てて弾いてるフリをしているだけのポーズや身振りで、ボーカリストの口パクと同じです。アーティストのプロモーションビデオなどイメージ優先のヴィジュアル撮影等や、絶対に遅延や失敗できないTV生放送等であれば音源やカラオケを使う方が事故防止など理に適う場面もありうりますが、楽器演奏動画とは言えません。
ぼくも超絶若かりし頃、オーディションでCD音源に合わせて弾いたデモテープを渡し「よく判んないけど概ね弾けてるって事でいいんだよね?」と冷たく手厳しいリアクションを承ったことがあります苦笑。今思えば至極真っ当な意見で恥ずかしい限りです照。
アーティストや演奏者などではない一般の方相手ならちゃんとバンド演奏音楽になってる方が「なんか格好良い」って印象で終わる話かもしれませんが、プレイヤーとしては著しく興が削がれるというか前提条件として見るに値しないというか。そんな感じ。
余計な演出いらないから肝要見せてよ
って正直素直な感想思うわけです。
そんなことで、自分のユーチューブ動画ではリズムマシンやドラムトラックを使う事はあっても、あとはせいぜいルーパーリアルタイム操作でフレーズ重ねる程度の1発撮りがほとんどです。なんなら「もっと一般ウケ配慮しなよ」とか「もうちょっと上手く弾けるまでリテイクしなよ」とか言われます冷汗。
断じて面倒くさいからとかではありません♯。ミスやリカバリーもその時のありのままの技量と気分ってことで愛嬌?あるし、一緒に本番弾いてる気分で
なんかドキドキするでしょ笑
YouTube カテゴリー再生リスト
- Live Show & Concert:ライブやコンサート等の動画。
- Guitar Sound Introduction:ギター音色等に関する記録や紹介。
- Guitar BGMV & Improvised Performance:BGMビデオやアドリブ演奏。
- Band Rehearsal & Ensemble Session:バンドリハーサルなどのセッション風景記録。
- SHORT Video Collection / Title List:ユーチューブショート動画一覧。
とこんなカテゴライズになっています。各処にちりばめられたポジション誤認や演奏ミスの指摘コメント待ってます恥。いいね&登録何卒!
歌手がカラオケで一発撮りするTV番組あったよね@NAC♯Guitar
