クリップチューナーのオススメSNARKが高性能で高コスパだった話

先日おすすめされたクロマチッククリップチューナーがありまして、その妙な熱弁ぷりに加え、それほど高くもなかったのでモノは試しに買ってみました。


クリップチューナーSNARK

SNARK-SUPER TIGHT

というブランド?で、サウンドハウスやAmazonなどの通販でも2000円しないくらいの安めの価格帯だったので全く期待していなかったのですが…

意外と高性能で機能満載

で驚き!ぼくが買ったのは ST-2 という全楽器対応の全部入り的なモデルですが、まずチューナーとしての基本性能、

チューニング精度も速度もヤケに良い

です。なにか最近リファインされた様子で。調弦精度に関して説明書などに記載もなくちょっと調べたのですが公称値が見当たらず定かではないのですが、「最小サイズ級Fenderクリップチューナーの使い心地」で紹介した Clip-On Tuner より確実に高精度と言えそうです。フェンダーCTがこの価格帯の標準的値と言える±1セントなので、感覚的には±0.5セントくらいのイメージでしょうか。反応速度も速い部類で低音弦の検知も安定していますのでベースにも安心して使えそうです。

マイクセンサー付きで外部音の判定も可能

で本体に「マイク・バイブ」の切り替えスイッチがあり、例えばクリップ装着し難いバイオリンやウクレレ・サックスなどの管楽器の実音判定や、極端な話、譜面台などに置いてボーカルの音程チェックなども感知可能。たぶん、ゆっくりめの単音メロディーなら採譜できます笑。さらに、

メトロノーム&タップテンポ機能付き

でディスプレイのアイコン点滅で任意のテンポを確認できます。クリック音は出ませんが、弾き始めのリズム確認などにもあると便利。

その他チューニング基準値を変えるピッチ設定や、アップ&ダウンチューニングも可能なトランスポーズ機能も搭載です。


ST-2 取扱説明書

パッケージや使い方はこんな感じ。ちなみに使用ボタン電池は直径20mm、厚さ3.2mmのCR2032等。


けどねえ…


ヘッドにつけっぱなしでギグバッグ等にも入れられる先述の小指サイズのフェンダーCTと比べるとやっぱりでっかいんよねえ。いや、あっちが小さすぎるわって話なのですが笑。


ギターヘッドに取り付けた様子

サイズ感伝わるかな?。ディスプレイも見易いし申し分ない精度と感度だけど、ステージやスタジオでは周囲の雑音や振動も多く不安もあり結局ライン接続チューナー使うから、個人的には家で生音でチューニングするとき専用って感じかしら。あとボーカリストさんが音程とりたい時とかいいかも。耐久性や電池持ちとかはまだよく分かんないけど、サイズは気にしないからコスパの良い高性能クリップチューナーが欲しいよーって方にはかなりおすすめです。次世代ニュースタンダードかも。

あと、色んな機能違いの様々なタイプが出てるのですが、モデルごとに色が決まっているのでカラーバリエーション面の選択は難しいかも。値段はどれも大差ないのでとりあえずこの赤(ST-2)買っとけば機能全部入りだから安パイだよー。
ほなまた。