ブロックインレイ加工するか悩む話

梅雨入りした?ぽい陽気ですな。湿気が嫌いなどうもナック♯です。ので、木製楽器のギターにはあまり優しいタイプとは言えないかもしれません汗。まあ、ここをメキシコだと思って耐え忍んで欲しいです苦笑。

ところで、いま一番使用頻度の高いフェンダーMEXICOジャガーを隙を見計らってステンレス化のリフレットしようと思っているのだけど、先日セッションでブロックインレイのジャズマスターギタリストを見かけて。インレイってギター指板などのフレットポジションを見分ける埋め込みのマークや図柄の事なんですけど

フェンダージャガーやジャズマスターでブロックインレイ

って、USAヴィンテージかアーティストのシグネチャーモデル系か特別記念少数モデル以外極少ないから珍しくてよく見せてもらったら改造したんだって!で、これが意外とけっこう綺麗に仕上がってて枠広げる分にはこんな風に出来るもんなんだなーって。フレット打ち直しリペアついでに四角で大きい指板インレイ加工も依頼するか悩んでいる次第。

ブロックインレイのメリット

といえばやっぱりそのプレイヤビリティー的な視認性の高さと一般ピープルにも解り易い外観の高級感。一般的な小さな丸ドットマークと比べると明らかにぱっと見で指板ポジション把握しやすくて、かつ、なんか見た目もさりげなくゴージャスっていうレボリューションな喜。


丸ドットタイプの指板インレイ

演奏中のプレイヤー視覚的にはこんな感じの違いがあるでしょうか。


ブロックパールタイプの指板インレイ

加工のしやすさは保護塗装されてない(事がほとんどの)パーフェローやローズウッド指板(黒っぽいやつ)の利点よね。実際立って弾く時はこんなに覗き込む事も少ないからもっと見難いはず。ネック側面の目安点の見易さもあるちゃあるですが、やっぱりホワイトドット小よりパールブロック大の方がぱっと見の一目瞭然でより感覚的に押さえられそうな気分がしなくもないです。(ちょっと弱気)

というのも、おれ目も随分悪くなったのもあるかもだけどなんか最近弾いてて距離のある大きな移動とか時間的余裕が少ない移動で物理的にフレットポジションずれちゃううっかりミスが増えた気がしてやべー汗っていう焦りもあったり。JAGUARはショートスケールだしそれは特に気をつけて弾けよって話かもですが泣笑。

デメリット

というか気持ち的な面ですがわざわざお金かけてメーカーデフォルトの標準仕様状態じゃなくす形に抵抗がないでもないけど、純粋に道具としての利便性は多少なりとも上がる気配もするし…っていう微妙な気分的葛藤ね。ステンレスリフレットと合わせると10万円近い気もするからなんならユーズドや安めのギターなら新品買えるじゃんっていうのも二の足踏むポイント。さすがに3Color Sunburst のジャガーに光るポジションマークは似合わないにもほどがあるわって話だから選択肢から除外として。なんかちょっと調べたら生地状のシール?みたいなのもあるっぽいけど流石に貼る気になれねえな苦笑。あとはお好みの部分だけど木材じゃなくなるから多少指先の肌触りの感触が変わったり、後の指板Rの加工難易度が上がったりするかね。

なぜかスクワイヤー銘柄には現状フェンダー銘柄のラインナップにはないブロックインレイのJAGUARやJazzmasterタイプあるけど製品的に物足りなさも不安もあって個人的にあまりいいイメージがなくちょっと避けたいんよねー。カートコバーンモデルのネックはバインディングで多少マーク見やすそうだけどピックアップ2ハムで別物だし3ノブコントロールが狭すぎてちょっと厳しいし。そういえば最近しばらく新しいFenderジャガーでてない気がするけどまさか人気ないんか?汗。ブロックインレイ&バインディングで指板R9.5でモダン仕様のニュータイプでないかなー。とちょっと冷静に再度考える。


リハーサルスタジオのマーシャルアンプ

先日もマーシャル×ジャガー。この日も盛大に半音下からのスライド連発で絶好調でした白目。
ほなまた。うっかり白Tおぢさん照。


後日談ですが「ギターインレイステッカーがおすすめの理由」もご参考になるかと。その他の「ギター&機材談話」や、ギタリスト視点での音楽理論中心の「ギタリスト音楽論」もよろしければぜひどうぞ。