ギターインレイステッカーがおすすめの理由
昨日リハーサルスタジオで借りたテレキャスターのセットアップ状態がとても良くて急にテレが欲しくなりましたどうも単純ぼくです笑。見たらリース楽器としてはそれほど多くない(と思う)USA製だったので大事に丁寧に調整されているんでしょうか。
テレキャスでギターを始め長く所持した僕としてはある程度知り尽くした感はあるのですが、抜けの良いシャキシャキなリアや芯のあるフロントなど、やっぱりちゃんとそれらしい明るく乾いた音がして自分でも驚くほど初心思い出し懐かしく感じました。
さておき、
一年ほど前「ブロックインレイ加工するか悩む話」した通り、年々視力が落ちてきたこともあって Fender JAGUAR の指板ポジションマークの見難さだけがどうにもウィークポイントで、明るいリハスタや座って弾くならまだ良いのですが、薄暗いステージなどで立って弾く場合けっこうじっくり見ないと普通にポジション間違えがちで汗。
実際サイドの白マークが妙に黄ばんでいて(元々の仕様かも)ベージュすぎてネックの木材色との色差やコントラスト少なくほぼ同化しています泣。これが真白だったりバインディング(白い縁取り)あればぜんぜん違うんだけど。このドットマークを入れ替える工賃だけで確か数万円な見積もりだったし、上塗り着色?するだけの作業だと少し安いけど塗装する分ちょっとぽっこり段差が生まれるらしく、どうするかずっと悩み躊躇していました。
そんな折ふと、
そういえばギター指板に貼るブロックインレイのステッカーシールみたいのあったなあと思い出し、モノは試しにと買ってみたです。
「JOCKOMO」て銘柄?で花柄とか鳥とか星とか色々あるんだけど、オシャレとかドレスアップじゃなくあくまで視認性向上が主目的なので、大きくシンプルな角丸ブロックインレイタイプで。
あと所詮シールだから柄が細かく鋭利な角が多いとその分剝がれやすそうじゃん。
てことで指板面を丁寧に乾拭きして早速貼ってゆきます。貼り方は位置決めつつ貼って上の透明シールだけをゆっくり剥離させる感じ。
後で思ったけど、一度指板乾拭き掃除した後、弦を張った状態で貼る方が目印になって天地(左右)のセンターが分かりやすく位置取りしやすいかもです。ぼくは目視で割とアバウトに貼りましたけど笑。
で完成。
一目瞭然ですが、左が貼る前で、右が貼った後。見た目も露骨なステッカー感はなくかなり自然な仕上りで良。通常のホワイトパール色より少しグリーンが強い気もしますが、ヴィンテージな色褪せたカビっぽい雰囲気もあるのでジャガーぽくていんじゃない笑。
24インチショートスケール22フレットネックのジャガーでも21マークに収まったので、ミニギターとかじゃなければ大体そのまま貼れると思います。実際にギターを弾く時の目線の見え方的にはこんな感じでしょうか。
やべえ確実にポジション見えやすくなってる喜。このくらい見えてれば不安はないかも。実際演奏中って一瞬のパッとチラ見でポジション把握したいから視認性超大事よな。
指板面を指でじっくり触れれば薄いステッカーの段差はあるけど、軽く弾いた感じ演奏性的にもまったく問題ない感じ。十分圧着させて少し置いた方がより良いかと思い只今放置中です。
なんか積年の不満思いの外あっさり解消しちゃったなあ苦笑。
ちなみに、ブロックインレイタイプにも大小様々な種類があります。
- F-007VB-WT(左)
- F-005BL-WT(右)
他にもいかにもギブソンレスポールっぽい雰囲気のディッシュ(台形)やダブルパラレログラム(二重)などもありますので適宜お好みで。今回貼ってみたのは左側の少し小ぶりなヴィンテージカラータイプですが、大きいホワイトパールブロックの方も24インチに収まります。
どのくらい持つかの耐久性や指板メンテナンス具合などデメリット面は当然これからの検証ですが、1セット1000円くらいのもんだし、貼った直後の感想としては概ね満足。ポジションマークが見難くて困ってる近眼ギタリストにおすすめしたいお手軽カスタムインレイステッカーです。(※後日サイドポジションマークの使用レビューや、ギター指板にインレイシールを貼って3か月使ってみた結果記事もありますのでご参考に。)
剝がれた後の指板面状態など未検証なのでご使用は自己責任で@nac_guitar