ギター用シールドケーブルの選び方

遅く来た梅雨絶好調ですな。シアトルの如く毎日しとしと。こうなると楽器運ぶ移動が辛すぎてタクシー交通費が跳ね上がり。四次元ポケットとか、ほいぽいカプセルとか、陰獣梟の風呂敷てきなやつあったらマジ神具だわなどとはしたない妄想にふけっております。あ、それよりどこでもドアで万事解決ですわ。

さておき先日スタジオリハでなにか大きめのジーノイズがずっと乗ってて「なんだろう?」と思ってたところ、どうも足元エフェクター~アンプ間のシールドケーブルの劣化(内部損傷?)だった様子で。こういうの地味に判り難いしワイヤレス(BOSS-WL60)も入れてるから電波状況の具合とかもあって現場での原因特定難儀よね。そもそもシングルコイルP/Uは少々ノイジーだったり電磁干渉に弱かったりハウリング耐性低かったりするから気を使いたい処。

そんなこんな、換えのシールドもあるけどどうせなら頑丈な新品買おっと思って色々迷った結果定番のフェンダーデラックスツイードケーブルゲットです。


シングルコイルのジャズマスター

そろそろ「お前やっぱりFenderかよ」って突っ込まれそうですが笑。チョイスは15フィート(約4.5メートル)。10ft(約3M)だと本当にアンプの正面に立ち位置セッティングする場合に限られるし、例えば広めのステージでこれ以上長くする必要があるならむしろ足元からもワイヤレス化した方が音質良さそうだからリハーサルスタジオやライブハウス用途なら5メートル前後が最適解かと。

ちなみにご覧の通り、ジャガーやジャズマスターはギターに直接繋ぐ場合は少なくとも片方はL型ジャックの方が収まりが良いです。あとなにか繋ぐ向きで電気信号的に音質特性が若干変わるらしいですが、ちゃんと検証した事もないほど気にしていません苦笑。


Fender Deluxe Series Instrument Shielded Cable

そもそもそれほどシールドにこだわるタイプじゃないのですけど笑、劣化に強く伝導率も良いフル24K金メッキプラグだしシリーズ最高の98%シールディングだしコタツの電源ケーブルみたいな編みプロテクトされたワイヤージャケット可愛いじゃんと思って照。


シールドケーブル比較

リーズナブルなシールドのスーパースタンダードCANAREと比較しても一回り太く明らかに丈夫そう。まあ重さも気持ちずっしりしてる気がするし、柔らかい部類でもないけど、持ち運びや取り回しに困る程ではないしそれより頑丈さ優先でしょ。っていうそんな基準の選び方もあり。ちなみにワイヤレスを使用しない時用に後日色違いでSSの黒10ft(約3M)も買いました。


フェンダーシールド黒

で早速リハスタのマーシャルアンプで実音出し。


シールドをアンプに接続

音質に関しては普通じゃないかなと笑


そもそもカナレでも品質に不満があったわけでもないので。それよりは、エフェクターの設定やアンプの状態やなんならピックアップの高さ調整の方がずっと重要と思っているクチで、シールドは一定のクオリティがあれば状態劣化や頑丈さなど不意の事故に強い方が嬉しいタイプです。

例えばレコーディングスタジオとかでライン録音する用につなぎっ放しのケーブルとかならもう少しハイエンドなハイファイ高級シールドもあるかもしれないけど、たぶんもうこのへんは一般人にはあまり伝わらない、ギタリストにとっての弦の種類とかピックの材質とかそのぐらいの自己満足のこだわりの部分よね。消耗品ちゃあそうだし。

コスパ良し、
耐久性良し、
音質たぶん良し、
なフェンダーツイードケーブルも悪くないよ。


あとは現状2色のカラバリ増やして笑



p.s.

少々余談ですが、東京事変・浮雲さんのイメージが強いファントム、弾いた事ないのだけど、ハイポジション弾き難くないか心配で夜もうなされそうなほど気になって仕方がありません汗。


東京事変の浮雲

チョーキングさえしなければクラシックスタイルで意外といけるのかしら。にしても、巻き弦あたりにはもう絶望しか感じないのだけど苦笑。素朴な疑問&余計なお世話失礼。