フェンダーアップタウンストラトキャスター
新しい武器(ソリッドエレキギター)を買いました ///照///。
カリフォルニア州アナハイムで開催のNAMMショー2020Winterで発表された限定モデル、Fender USA Parallel Universe series Volume2 Uptown Stratocaster ですわ!
SPEC & DETAIL
機材概要詳細は、
- ボディ&ネック材:マホガニー
- 指板材:ローズウッド(バインディング有り)
- フィニッシュ:ニトロセルロースラッカー塗装グロス仕上げ(スタティックホワイト)
- ネックシェイプ:1960's C
- ネックスケール:24.75インチ(629mm)
- 指板ラジアス:9.5インチ(241mm)
- フレット:ニッケルミディアムジャンボ 22f
- ナット:ボーン 1.685インチ(42.8mm)
- ポジションインレイ:ホワイトパールブロック
- ピックアップ:CuNiFe Fender Custom Wide Range Double Tap Humbucking HH
- ブリッジ:2点支持シンクロナイズドトレモロ&ベントスチールサドル
- チューニングマシーン:Fender Classic Gear
- コントロールノブ:2V2T Knurled Flat Top
- ピックガード:4Ply Tortoiseshell
です。ラッカー塗装のオールマホガニー製USAストラトで、2点支持シンクロで、9.5Rの22フレット、アルニコ系より音域レンジ広く出力も上がったクニフェフェンダーカスタムダブルタップワイドレンジハム×2で、ブロックインレイ&バインディングと豪華高級仕様…そしてなにより、フェンダー製品ではくそ珍しいミディアムスケール(ロング25.5inchとショート24inchのど真ん中)なのです。いかにもマホ木材なヘッドの色もギターマニアウケポイント笑。
Purchase motives & Product review
実は結構前からかなり気になっていたモデルで、けど夏頃に店頭で試奏した時の個体はチョイ傷モノ(ネック裏に木材の節があったり展示の小傷が激しかったり)しかなくて躊躇したんだけど、いよいよ流通が少なくなってきたところワケアリでもない綺麗な新品が東京店舗でちょっと値引きされてるのをネットで発見して、これはもう運命のラストチャンスだわと思い速攻で販売店へ行き状態確認してその場で即決しテイクアウトで連れて帰りました笑。
ぼく通常の3シングルp/uストラトがちょっと苦手で苦笑、キツめのハイ鳴りとか、独特の各弦の音量差バランスとか、手元に近すぎるボリュームノブ位置とか、でこれまでちょっと敬遠してきたんだけど、このアップタウンストラトはそれらのウィークポイント全てが一気に払拭されているというミラクル改造。しかもタップ機能付きでロングでもショートでもないミディアムスケールって、特異なオンリーワンコンセプトなのに万能すぎだろおまえ爆笑。
好きで気になるで言えば同ラインのジャズストラト(ストラトキャスターのボディシルエットにフローティングトレモロ&ラージシングルPU搭載)も可愛いくてタイプだけど、カラバリがメタリックなサーフグリーン一択なのと音的にはジャズマスターとそれほど変わらなそうだからなぁっていう。
専用ハードケースも見たことない可愛い緑水色でちょっとびっくりね。パラレルユニバースシリーズは基本この限定カラーになるようです。
インプレッション
キャラ的にはキラキラ系のジャズマスターとは違って、極薄ラッカーで堅いマホの中帯域鳴りを最大限活かしたいかにもアメリカンな乾いた味付け。2ハムだけどローからハイのレンジが広いカスタムP/Uは高温帯域の抜けやピッキングのニュアンスまでしっかり醸しエフェクター乗りも良さげ。スクリューで各弦高さ調整できるポールピースでピックアップ土台位置の調整と併せて音作りもかなり緻密に攻められそう。ブロックインレイ&バインディングも超見やすいし、モダン系の定番で慣れ親しい9.5inch指板Rは現代的な奏法向き。ミディアムジャンボ22フレットでギブソンに近い24.75インチスケールは、ジャガーほど狭くないハイポジとジャズマスターほど遠くないローポジで絶妙バランス笑。
シルエットはST型ベースだけど、Slabボディ裏のコンターはなくエッジの立った厚めのテレキャスター型に近いシェイプは好みが分れるかも。
特別な形にヒールカットされたジョイント部分と、シリアルナンバー等が刻印された厚みのあるオリジナルネックプレートで、ハイフレットへのアクセス性を高めた設計は地味に嬉しいポイント。ちなみにトラスロッド口はよりアクセスが容易なヘッド側にあるタイプなので取り外すのはフレット交換などのリペア修理時のみになりそう。
ウルトラやアメプロ系に採用されるこのテーパードネックヒール&プレートも地味に嬉しいポイント。これ全フェンダー製品のデフォルト形状にすればいいのに。
ストラトのトレモロ調整
太い弦を張ってもテンションが比較的緩めのPRS系より極僅かに短い24.75インチミディアムスケールは、スラブマホガニーの良好な発音やロングサステイン特性が合理的にフォローしつつ、シンクロナイズドトレモロブリッジの浮き具合やガチガチめのトレモロ設定も調整しやすい。標準装備ではスプリング3本しか装着されていないのでとりあえず強めの社外スプリングを発注。
ストラト系はこのへんでも響き方や操作感が大きく変わるから色々試すのが楽しみ。
さっそく届いたスプリングでブリッジまわりを整えます。太くしなやかなESP製の太い方(ver.2)を4本使って010ゲージで1音チョーキングしてもブリッジがギリギリ浮かないくらいの強め設定でこのくらいのねじ込み具合。
アップアーミングプレイは出来なくなるしトレモロ操作も少々重くなるけどひとまず生鳴りとチューニング安定性を優先で。
アルイハ、太めのESP3本でハンガーを強めに設定するとベンドでちょっと浮いちゃうけど、滑らかなアーム操作と、ナチュラルなスプリングリバーブ効果が活きる。シンクロナイズドトレモロとしてはこちらの方がベーシックな設定。目安としては、3本だとギリギリフローティング前後で、5本だとガチガチの完全固定。(※後日ストラトのトレモロ調整に関して更に詳しく。)
ギBSンちっくなピックガードのデザインテイストはいずれのファンからも賛否両論かもだけどそこは小粋で悪戯な茶目っ気ってことで笑、ただの変り種のコレクターズアイテムじゃなく各処イイトコドリで即戦力の実用ハイスペックマシンなのは間違いないのでどうぞご安心を。
ちなみに
アップタウンとは
日本語では「山の手」的な下町との対義語で、ハイソとかお上品なイメージが強いでしょうか。アメリカではセレブな成功者が住む街みたいな。そう言われると逆にハングリー精神むき出しなダウンタウンバージョンもぜひ見てみたい処ですが笑、冠した名に恥じぬ上質ストラトキャスター良き。