エンペラーブリアンは値段も皇帝級だった話


見た目裏腹意外と大食いのどうもナックです照。ギターや音楽の事ばかりでもナニかとアレかと思いちょっと小休止的に普通のグルメブログでも笑。

皆様エンペラーブリアンってご存じですか?牛一頭から800グラム程しかとれないらしいシャトーブリアンの中でも特に上質な部位の厳選肉。さらに牛の皇帝松坂牛のそんな超希少部位を提供する人気店が西麻布にあり、自称大の肉好きとしてはずっと気になっていて、何度か試みたのですが中々タイミングも合わず行きそびれていたのですが、先日やっと都合がつき念願叶いました。まあ今世の中こんな情勢だし予約取りやすくなってるのかも苦笑。

そんな記念の思いで話でしかも写メ連発のただの飯テロ回なのでご容赦を。




そんなこんなせっかくの機会なので

究極の肉コース+エンペラーブリアン

で。(撮り忘れの)前菜以外はだいたい撮ったと思うのでコース詳細一通り載せちゃいましょう♪


牛の箸置き

コンソメスープ

一口ゼリー

赤身1

赤身2

和牛のウニ巻き

エンペラーブリアン証明書

金粉をまぶしたエンペラーブリアン

焼きあがったエンペラーブリアン

口直しのアイス

お城の器

霜降り肉1

霜降り肉2

霜降り肉3

デザートのメロン

ぎゅうぎゅう西麻布店


最後にくれるオリジナルミンティア笑。すげーな。




お好みはさておき、人間が食す肉として最上級なのは間違いない

質も味も値段も皇帝の肉(笑)

の感想としては、美味いのはまあ当然として笑まじで溶ける柔らかさやばい。「え?おれいまガリガリ君の焼肉味くったの?」て思うレベルで溶けてするする食える。コレたぶん飲み物の部類笑。おれそんなに食にこだわるタイプじゃないけど(むしろインスタントなジャンクフードやお菓子類大好きだけど)一口めから上質さ痛感する完璧な肉の風格。あと当たり前だけど全体的に味付けは極力控えめで肉の旨味を味わえって感じ。なのでおすすめはレアぎみでたれや岩塩も控えめに。最後のデザートのメロンも今まで食ってきた中で一番くらいウマいって言い切れる厳つさやべえです。


ただし…


お値段も皇帝様向け設定なのでおれみたいな一般庶民がしょっちゅう食うもんじゃないですわ笑。


でもね、


やっぱり物でもサービスでも、

価値を認識する事の大切さ

ってあると思うの。「この品物の最上級はこのあたり」とか「このサービスの最大級はこのくらい」って知ってるのと知りもしないのじゃあ可能性と選択肢の幅が違うじゃない?視野が広がらないっていうか。その認識ベースありきでその次にコストとかチョイスとかって話だし、価値観も人それぞれ。最高に究極のものにするにはどのくらいコストや労力がかかるかとか、逆に、そのカテゴリーの中のスタンダードな平均値はどのあたりか、みたいな認識を漠然とでも把握するためには一度でもいいから自分自身で上質さに触れる実体験が大切よな。




これって、

音楽も上質さに直接触れる事で初めて理解できる良さ

みたいなのがあって、CDとかYouTubeとかで録音や配信を気軽に聞くライトな楽しみ方とは別に、実際にライブで体感する感じ方ってちょっと違ってくるのね。実際に人が生演奏してるとかもそうだし、それに相応しい環境やシーンでより良さを発揮して映えるみたいな輝きが引き立つ感覚。具体的に詳細に分析できてるわけじゃないと思うけど、やっぱりその音楽に相応しいベストな環境とかシーンがあって。

録音だとズンドコうるさかった打ち込みエレドラも生で体感すると迫力があって恰好良かった

とか

大人しくて物足りなく感じていたアコースティックな生楽器も直接間近で聞くと優しくて心地好かった

とか、たぶんそんなの。耳だけじゃなくて、雰囲気とか空気とかも全身の肌で感じるみたいな。ほらいつかだれかの名言で、

波紋の呼吸を感じるのだあぁァァァァァ!

みたいのあったよな?笑そんなの。昔小さいころぜんぜん興味なかった(失礼)イルカさんのディナーショーに父に連れてってもらって、観客間近の生バンドライブが本当に気持ちよくて次の日速攻CDアルバム買ったもんな笑。本物を体感して初めてその良さに気づくってあるし、目の当たりにしてこそその境地が肌感覚で理解できる。

その高みの凄みを体で実感しないと平均値や自分の力量なんて見えっこないからな。

それにいまのレコーディング技術だとその気になれば後加工でどんな素材でもいくらでもどうにでも誤魔化し効いちゃうわけだし。


あとやっぱり個人的には

人が実際に演奏するライブが魂こもってて好き

で。「緊張するわあ」とか「ここ難しいんよなあ」とか「ここ格好良いでしょ」とかリアルで素直な気持ちがプレイにも顔にも出るし、バンドの状態が良くてノってきたら本人の表情も動きもノル。逆にうまくライブセッションできてない時の困難に立ち向かって戦ってる感じの緊張感や絶望感も燃(萌)える笑。クラシックじゃないけど、音楽の本質ってやっぱりそんな呼応する生演奏にある気がして。そーいう意味でもデジタルプログラミングが一番難しいギターがやっぱり大好きや。



いま飲食業も興業も外出控えで大変な状況で、関係各位には励ます事しかできないけど、たまには外で気分転換しつついろんな体験するのも大事よ。

最後むりくり体裁整えた感ありますが笑そう思うよって話でした。


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