ビッグマフの使い方と音作りセッティングで迷子る話
いま曲中でぶ厚い音でサステインも長いBig Muffを使う(と良い)シーンがあって、これまであまり触れてこなかった方向の音作りにチャレンジ中なのですが、これが(個人的には)なかなか難航してましてどうも納得がいかなくて試行錯誤中。スミマセン、オリジナルでもクローンでもなくZOOM-G5nのモデリングのでの話で恐縮ですが汗。
ギター音色単体で作り込んでベストなセッティングと思っても、いざバンドサウンドに混じるとあの独特な轟音の最適バランスが取れないというか、音馴染みが悪いというか、居場所に困るというか、他の楽器のトーン(主にベースや低域ボーカル)と妙にぶつかっちゃって、単純に音量では整えられない歪み音質の被りや音圧の差が気持ち悪く感じて使い方も絶賛迷子中なのです。せっかくフェンダージャガー使ってるのにお恥ずかしい話です苦笑。ブリブリし過ぎると和音聞こえねえし。ギリギリ破綻してないけどかなり攻めた印象の絶妙なところ欲しいのだけど。
みんなビッグマフ実戦で使ったことありますか?
Big Muffといえば
ラムズヘッド(羊の頭)ロゴが有名で、グランジ・オルタナティブロックなどではド定番の、圧倒的な倍音と音圧が人気のファズ系オーバードライブエフェクターなのですが、ハード系バンドが中心というか、ブルースやポップスの類ではあまり聴かない音色と言えます。リバースヘッド(というか元は右用を逆手に持っただけ)のストラトがトレードマークのジミヘンドリクス氏や、JAGUAR使いの有名処 Nirvana のカートコバーン氏が好んだ音と言えばギタリスト以外の方にも解りやすいでしょうか。
もちろん個人的にあの荒々しくて熱くて鋭い歪み方も好きなのだけど、色んな種類の音色が鳴るビッグバンドになるほど扱いが難しいというか、使いどころをかなり選ぶ感じ?。サウンド的にはたぶん4ピース程度のシンプルで素直なアレンジが一番ハマる気がする。敢えて極めて雑に表現すれば
ブー
とか
ゴー
みたいな風味の激しめディストーションです笑。
とりあえず現状
セッティングこんな感じで。
- サステイン(歪み量):60%
- トーン(EQ音質):55%
- バランス(原音ブレンド):50%
- ボリューム(音量):適宜バランスで
普通すぎ?笑。原音ブレンドは出したい質感でもっと(20%位?)下げても良。スタンダード寄りな範疇で考えればこんくらいだろうけど、なんかイマイチ馴染み悪いんよねー。明確な意図があれば別だけど歪ませ過ぎてもノイズばっかり増えちゃって音程感や和音の分離が削がれるからせいぜいこのへんが美味しいスイートスポットだと思うんだけど…。
正しい使い方
かそもそも自信ないけど苦笑 JAGUAR とのマッチングは悪いわけないから、コンプレッサーの効き具合か、EQ補正も使うべきか、リバーブとの相性もあるのか、なんかぜんぜん攻めてなくて良さ活きてない気がする。ただの雑音SE化じゃギターの意味薄れるからね汗。どこかのブログかなにかで「マフ前後に他ドライブやブースターも一緒にかける」みたいな事も見たことあるけど、そうなるともう組み合わせ無限大ちかいよなー泣。
オリジナル使った事ないからクオリティもよくわかんねえですけど G5n NYC Muff って歪みの質を変えられる「BAL」項目があって、入力原音?とファズ感のブレンド具合が調整できるようになってるの。たぶんいろんな時代やバージョンのマフ特性に寄せられるようにしてるんだろうけど、これがまた迷う一因で。けど、これだけ別途ペダル繋ぐのも妙に悔しくて納得いかないし苦笑。
マフのミックスってほんと独特の難しさがあって迷子るよね?ギターだけ悪目立ちでフィットせずケンカしちゃう感じ。いやあ正解みえ難し。この音色だけパッチ変えて丸ごと一式別に一から作り変えなきゃダメかもなあ。あるいは、フロントピックアップで鳴らす Bogner Ecstasy Red でもニュアンス近いからそっちにするかも?汗。もしかしたら、マルチエフェクターで一番再現設定難しいのがマフ系ぽいかも。
なんだか愚痴めいてしまいましたね。
引き続き色々試して安パイ探ります。
マフでアンパイもなんだか可笑しな話ですが。
!いま思いついたけどカートのジャガーは2ハム仕様だったわ!
Fender JAPAN だけど2ハムもあるからさっそく試すだ。
あー…
ところで、
ちょっと話変わるけど、
マ
フ
って響きなんか可愛いくない?照
使い方としては
「君マフマフだねえ」
(君の歪み方良い轟音ですね)
とか、
「今マフマフしていい?」
(今Muff使っても良いですか?)
とか、
「こんどマッフマフにしてやんよ!」
(今度Muff音色作ってきます)
とか。
この用例もあながち大間違いではなさげ。結果ただ爆轟音だすだけですけどね笑。ほなまた。