ギターネック打コン修理するか悩む話
昨夜また東北(北陸?)で大きな地震ありましたね。まずは皆様のご無事を祈ります。
当時刻ぼくは既に就寝していたのでオンタイムでは寝ぼけ半分それほどの揺れとも感じずさして気にせずそのまま再び寝入ったのですが苦笑、朝起きてみたら、ギタースタンドに立ててあった Made in Japan Fender JAGUAR 1本だけ床に倒れ火曜サスペンス事件発生の如くうつぶせに転がっていました泣。
ギタースタンドはいちおうベルクロ(マジックテープ)でネック部分を固定できるようにはなっていたのですが、最近はそれを留めることもせずにおりました。ほんと、事故や災害は忘れている時にこそくるよな。
で、
当該機に負傷がないか入念にチェックしたところ…
一か所、ネックのへりに目立つ打コンがあり泣。
けっこう目立つし触っても当然分るー汗。
不幸中の幸い?
は、
- 所持機中一番安価で、ステンレスリフレットもしていない今最も稼働していないギター苦笑。
- 打コン位置がローフレット6弦側のへりで、かつ、通常押弦しない後ろ側(1f直後)。
と、
演奏面には限りなく影響の少ない位置のへこみ。指板面やニッケルフレットには当たっていない様子だし、ネックそのものやジョイント&ボディーにも不具合はなさそう。手触りや正面から見るとちょっと欠けたような凸凹が気になるけど、それでもプレイ中にはほとんど触れない部分なのでほんとうに奇跡的にプレイヤビリティーへの影響は極少ない絶妙な位置なのが救い。
とはいえ、もちろん気に入って所持しているものだしバリエーション的にもまだ使いたい機材なので、精神的?気持ち的?なダメージはもちろんありますが悔。
んーこのくらいの打コン修理リペア出すかめちゃ迷うなあ。微妙にコートされてるから紙やすり当てるのもはばかられるし…パテ埋めとかで補修するんかね?。ちょっと暫く弾いてみて(いまあまり機会ないけど)あとは気分次第かなあ。
そんな、新たな悩みが生まれた曇天ぎみの朝。
その後…
打コン補修の直し方
として絞った濡れ雑巾にハンダごてを当て水蒸気で木材を膨らませるイメージで直せるよとSNSへのレスポンスでアドバイスをいただき。
取り敢えず、マイフェイバリットブランドの
DAISO
で中学生以来ぶりのはんだこてを500円で入手。
なんなら指板面の当該箇所に濡れ雑巾を暫く当て水分を含み湿らせた状態で、絞った濡れタオルの上から恐る々る少しずつ様子を見ながらあててみました。当然スチームが目的なので水がしたたらないくらい軽めに絞りまるで油ギッシュな焼肉を焼く具合でじゅうじゅうやります。
したら…
想像以上に凹み改善!
写メだと比較し難いかもだけど、実感としては気になる度具合半減した感覚。目視ももちろん触れば判るけどこのくらいなら全く気にせず弾けるレベルに直り喜。修理料金は500円笑。
いやあやっぱ木材ってすげえね。
てことで新たな悩みはさながら天候の変化の如くあっさり解消してしまいました。助言感謝。ちなみにネックの反りやねじれの直し方に関してはこちらです。
また同じような場所で大きめに揺れましたか。なにやら11年前の余震との説もあり。ほんとうに自然の営みは人間ごときの理解や感覚を超越しきっていて抗えないものです。こういう場面で掛ける声って少々難しいものあるよね。「頑張れ」「心配しています」「お気を付けください」「グッドラック」「ゴッドブレスユー」など相手の文化や信条によっても変わるでしょうか。
兎に角ご自愛を。