Marshall JVM 410H のクリーンが扱いやすい件
日本のライブハウスや音楽スタジオに設置されているギターアンプは前「ギターアンプの使い方と基礎知識」でご紹介した「Roland_JC120」や「Marshall_JCM系」の2種類が多いと思いますが、次いでよく見かけるのは
マーシャルJVMシリーズ
かもしれません。…ちゃんと調べたり統計取ったわけでもないので完全なる個人的印象値ですが苦笑。プチ炎上覚悟で申せばぼくはマーシャルの中で今一番好きなのがこのJVM系です冷汗。割とどこにでもたいていなにかしら置いてあるマーシャルアンプがJVMだったらちょっと嬉しくなってしまいます。気持ちを例えるなら、
図らずもうっかりラッキースケベエに遭遇してしまったような何とも言えぬ幸せな気分です照
アンプ直挿しでもベーシックな音作りや歪みのバリエーションコントロールが可能なのももちろんですが、クリーンチャンネルにエフェクターを繋いだときの発音の質やバランスが良く調整がとてもしやすい印象なのです。JCMに確たる大きな不満はないものの、様々な音色を足元でコントロールして送る場合の再現性の幅広さで言うと明らかにJVMに軍配が上がります。(くれぐれも個人的感想です)あるいは単純に比較的新しめで状態の良い個体に遭遇する確率が高い故かもしれません。
そんなきょうもJVM410Hに当たり時間延長したくなったものの、入れ替えが控えているとのことで残念。なんか最近リハスタの利用者がさらに増えて人気の時間帯とか予約取り難くなったよねえ?まあ好いことではあるけど。
音作りレビュー
としては実際出す音の大きさにもよりますが、クリーン〜微クランチトーンなら基本的にEQは12時ベースで考えてOK。後はギターピックアップの出力特性やバンドの編成などに応じて主にハイ(高音)帯域を中心に整えていくとスムーズに理想の音に近づけるかもしれません。この日はシングルコイルP/Uなのでハイを控えめで。
芯の太い機種なので、フレーズなどによって明るく軽快な音にしたい場合は相対的にロー&ミドルを少し下げると聞き馴染みの良いブライト感が出てくるでしょう。「なんかボタンやツマミがいっぱいあって使い方難しそう」と敬遠するのはもったいない守備範囲の広いオススメの名機です。
まあかといって、断じて他のが全く使えねえと思うワケじゃありません。スタジオによっては言えば対応機種なら無料でアンプ入れ替えてくれたりするサービスもあるのだろうけど、そこまでする不満やこだわりってわけでもない、あくまでプチラッキーやマイブーム的な話ね。
だってほら、
あくまで偶発的に運良く舞い降りるから天使のラッキースケベエなのであって、自ら狙って取りにいったらそれはもうその時点で幸運でもなんでもなくただの
チカン
に置換されていますからねアーコワ。そんなこんな、マーシャルJVM系を一度も使ったことがないという方は見かけたらぜひいろいろいじりながら試してみてください。様々な音色にフィットする懐の深さと使い勝手の良い芸達者ぶりにきっとご満足いただけますよ。←なに目線かしらんけど笑
あとついでに言えば
ORANGE Rockerverb
とかもジューシーなクランチで好きおすすめ。
このへんは有料でプラスチャージいること多いけどもしあれば一度試す価値大アリです。独特な歪み方が少々万人受け方向ではないかもだけど、中毒性のある温かい高音と独特の中帯域が玄人好みでコアなファンの多い名器種です。
色々試してお気に入りの定番アンプ見つけると音作りもしやすくなるし仕上りの満足度もモチベも爆上がりなのでプレイヤーの方はきっとより音楽が楽しくなりますよー。
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も宜しければ。
さてきょうの余談話(笑)ですが…
妙にオシャレ感全開のお店でカレーライスを頼んだら、凡そカレーらしからぬその御姿とライスの少量さに愕然としました。
あとカシスオレンジを頼んだらシャーベット状のカシスを混ぜてくれていなくて驚愕しました。
良い意味でも悪い意味でも、期待を裏切る実態に気づいた時の対処法に人柄がでるので、動揺を悟られぬ様さも当然知っていたかのようにブリました。聞けばいま有名な人気店とのことでした。おしゃれはガマンですな。ほなまた。
すけべえとかちかんとかかいてちょっと不安@nac_guitar