フェンダージャガーが中古でも欲しくなる話
前もどこかで話しましたが、このところ意図してずっとフェンダーストラトばかり集中的に弾いていたので、ジャズマスター同様、フェンダージャガーも弦も張らずにしまいこんでおりました汗。
で、
季節も変わった事だし状態確認兼ね久しぶりに弾いた感触が、
やっぱ良いよねっていう笑
なにか相変わらず「嫌い」だの「ダサイ」だの「弾き難い」だの「デメリット」だのと複合検索ボリュームあるようですが、好きの裏返しネガティブリサーチか知らんけど結局嫌なら見てんなよって話になっちゃうのだけどね。それか逆に敢えて人と被らない不人気ギターを探しての事とか?笑。けどまインスタとか見てると日本国内より外国人さんの方がジャガー弾きギタリストやマニア圧倒的に多そうだけど、いずれにせよ比較的好き嫌いや賛否分かれる器種なのは間違いないかも。
でもさ、
このオフセットなボディシェイプも最高じゃん照
Fender MEX JAGUAR Classic Player Special SS Ver
ディテールざっと紹介しておくと、
- ボディ材:アルダー
- ネック:メイプルCシェイプ
- 指板:ローズウッド9.5インチR
- スケール:24インチ
- ヨーク付きシングルPU×2
- フローティングトレモロユニット&アジャストマチック
て感じです。
御覧の通りバズストップバーはつけていません。ちな、ノブはFENDERアンプツマミに換装しています。特徴や詳細説明は
独特の豊かな中音帯域だと思うのね。
ショート(24インチフェンダーミディアム)スケールゆえのハイポジションの狭さや低テンション弦や色々危うい音程なども不思議と全部可愛く思えてしまう絶妙にキワドイバランスと、予想外に太く鋭い発音特性が
癖になる美味しさ喜
生音じゃ正直他にいくらでも良いのあるけど、アンプで実音出すとぐっとくるもんあるよ。どこか情緒的で。味わい深い系というかコントロール難易度が高めというか、クールめなジャズとかカッチリしたモダンスタイルは少々苦手な一面もあるけど、エモいギター鳴りにも通じる妙に人間臭い楽器。国産ハイエンドのロック式ストラト系あたりとは対極みたいな。ほら、欠点の一切ない真面目な優等生よりちょっと癖強めのやんちゃな子の方が
強烈に可愛かったりするよね笑
あるいはそんな食べ物飲み物みたいな。英国Nirvana・カートコバーンモデルのディマジオHHは弾いた事ないけど、このSSの方がたぶんおれは好き。
このジャガースペシャルは2019年に生産終了した廃番モデルだからもうユーズドでしか入手できないんだけど、バリエーション中で唯一弦テンションを稼ぐネック仕込み角やトレモロユニット位置が前傾した特別仕様だから、ヴィンテージ系や現行新品より中古でもこのモデルが欲しいっていう人も多いと思う。ネック指板Rも微モダンな9.5インチだし、ブリッジサドルも安定のチューンオーマチック(フェンダーアジャストマチック)だし。おれももし、状態が良い赤色か白色の個体を見つけたら自我を喪失して問答無用で
即買いするかも汗
あとはもしコイツがブロックインレイだったら一方面では無敵ね。けど当時のメキシコ製は今のPlayerシリーズほど安くないからUSEDでもまあまあちゃんと高いのよな涙。同じようなスペックで新製品でないかな。そんな、中古のイロチでも欲しくなるレアギター素敵やん。
なぜかふと島○紳助さんを思い出した@nac_guitar